ラブレター について
手札(協力者)がバレれば死活問題!!
あなたは周りに狙われて、恋文競争から脱落するでしょう。
でも手札は1枚・・・。
協力者を上手く使い、そして周りを蹴落とす。
正体隠匿系カードバトルについて紹介したいと思います。
1.どんな人が楽しめるゲーム?
- 家族や友達とわいわいボドゲを楽しみたい!
- 他のプレイヤーとの心理戦が好き
- 簡単なルールがいい
- 1戦1戦を短めにしたい
- 大臣をひきたくない
2.ゲームの設定(目的)
ここではない場所、今とは違う時代、
とある小さな王国に美しい姫がいました。
その姫は気立てが良く、誰とも分け隔て無く接したため、
国の皆から好かれていました。
そんな姫に心から惚れ込んだ若者たちは、
姫の心を射止めるべく、恋文をしたためることにしました。
城に仕える様々な者たちに協力を仰ぎ、自らの想いを姫に
伝えようとする若者たち。彼らは一癖も二癖もある
協力者たちの力を使い、見事姫に恋文を届けることが
できるでしょうか?
3.ルールについて
最後まで脱落せずに残っていたプレイヤーの勝ち
山札が切れた場合、最後に地位の高いカードを
持っていたプレイヤーの勝ち
プレイ人数:2人~4人くらい
所要時間 :1プレイ5~10分ぐらい
対象年齢 :10歳~
4.ゲームの流れ
~ゲームの流れ~
・山札をセットし、1枚除きます。
・一人1枚ずつ手札として配ります。
・羽ペンタイルを落とし、ペン先が向いた人から
スタートします。
※順番は、じゃんけん等でもOKです。
手番プレイヤーは山札からカードを1枚ひき、
手札のカードとひいたカードどちらかを必ず使用します。
※使用できない状況や、ひいた瞬間負けることもあります。
この場合、脱落となり手札を公開します。
時計回りに順番に行い、最後の一人になるか、
山札が尽きるまで続けます。
山札が尽きた場合、最後の手札のカードの
地位の強さを比べて勝敗を決めます。
協力者カード紹介
基本ルールと応用ルールでキャラクターを入れ替えることが出来ます。
同じ地位(強さ)のキャラを入れ替えて使います。
設定と年齢は、説明書に記載されている内容を抜粋しました。
また、我が家ではあだ名やテーマソングなどを作り
そのキャラを出すときに使っています。
良かったら使ってみては?
基本ルールのキャラたち

兵士 地位:1
21歳
【真面目な仕事ぶり。城外に接しているため恋文を預かることが多い。しかし、恋文のあまりの多さに数を絞るために没収するという切ない仕事をしている。】
枚数は5枚入れます。
他プレイヤーのカードを宣言して当てたら
相手を脱落させることができます。
ただし、兵士を宣言することはできません。

道化 地位:2
33歳
【宮廷で芸を披露し、疲れた城の者達の心を和ませる。そんな誰からも好かれる人柄から皆は秘密をついつい漏らしてしまう。そのため城内に紛れた恋文の行方を非常によく知っている。】
枚数は2枚入れます。
対象を一人選び、手札を見ることが出来ます。
道化で見られたらすぐにでも手札を交換していきましょう!

騎士 地位:3
26歳
【真面目が鎧を着て歩いているような青年。自らが預かった恋文の送り主を成就させるべく他の恋文の持ち主へと交渉に赴く。真面目なので地位の高い人を尊重させてしまいがち。】
枚数は2枚入れます。
対象を一人選び、お互いの手札の強さを比較し、強さの小さい方を脱落させます。(同じならどちらも脱落しない。)
※自分の手番に山札からカードをひくので、その時は2枚になっているので、騎士を使った場合、もう一枚で勝負となります。

僧侶 地位:4
23歳
通称:トゥートゥートゥトゥルトゥトゥ
(マリオのスターの時の音楽。一定時間無敵になるため)
【物静かでしとやか、いつも微笑みを絶やさない優しい女性。懺悔を聞くことが多い故、口は堅く、預かった恋文に関しては絶対に秘密を守る。怒らせるととんでもなく怖いとの噂。】
枚数は2枚入れます。
次の自分のターンまでいかなる効果を受けません。
※対象に選ぶことはできますが、効果を受けません。絶対に。

魔術師 地位:5
?歳
通称:リフレッシュ!!
(手札交換をしてきれいさっぱりなため)
【強大な魔力の持ち主で王国の発展に尽くしてきた功労者。しかし研究にしか興味が無く、めんどくさくなると預かった恋文をどこか適当な別の人物へ転送魔法をかけてしまうこともある。】
枚数は2枚入れます。
自分、もしくは対象一人を選び、手札を捨てて山札からカードを1枚ひきます。
※対象が姫を持っていた場合、脱落させることができる
ある意味恐ろしい効果です。

将軍 地位:6
47歳
【無骨な武人。武勇に邁進してきたが故、色恋沙汰には疎く独身。恋文を託されると使命感で舞い上がってしまい、うっかり変な相手に託してしまうことも・・・。】
枚数は1枚入れます。
対象プレイヤー一人と手札を交換します。
※相手の兵士と交換できると、次のターンに交換したプレイヤーを狙い撃ちできることも♪

大臣 地位:7
53歳
通称:ハゲ
(マジで勘弁して欲しいキャラ。
何度も初手に大臣を引いて脱落しているので
正直嫌いなカードNo1)
【強面だが、姫を自分の娘のように大事に思っている。最良の相手と結婚して欲しいと考え、恋文を渡すことには消極的。相談できる地位の人物と会う機会を得ると、時期尚早として恋文を処分してしまう。】
枚数は1枚入れます。
自分の手札+大臣で12以上になった場合、自爆して脱落してしまう困ったカードです。5以上のカード持っている場合、危険人物です。

姫 地位:8
22歳
通称:ノーマル
(我が家では姫を3人とも入れているので
判別用にあだ名をつけている。
彼女は基本ルール用なのでノーマル。)
【三姉妹の長女。文武両道、明朗快活、質実剛健と非の打ち所がない。政略結婚の話は絶えないが全て理由をつけて断っている。穀然とした態度だが心の奥底では自分を優しく受け止めてくれる男性を心待ちにしている。】
枚数は1枚。
姫のカードを捨て札に置いてしまうと脱落します。姫を捨てるなんて以ての外です!地位は最強ですが、扱いが難しいカードです。しっかりと最後まで守ってあげましょう。
追加カードのキャラたち
追加キャラクターは、地位が7、8のキャラクターばかりです。
基本のものと入れ替えて使いますが、我が家では
王様以外すべて投入して遊んでいます。

女侯爵 地位:7
25歳
【姫たちと年が近く、友人として過ごしてきた上位貴族。非常に優秀な人で、もし彼女に恋文が渡れば絶大な信用が得られるが、将軍や魔術師に見つかると溜まりに溜まった仕事をするように言われてしまい、渋々仕事に戻ってしまうので注意】
枚数は1枚入れます。(大臣と交換)
手札が12以上になった場合、このカードを出さなくてはならない。
※12以上で無くても出すことは出来ます。
また、管理人お気に入りのキャラ。
美人です。(ニヤリ)

姫(ショート) 地位:8
16歳
通称:ショート姫
(十分ロングヘアだが、説明書にはショートと
書かれているからショートなのです。)
【末の妹。いつも明るく元気いっぱい。お忍びで街を出歩くおてんば姫。もらった恋文を手放さなくてはならなくなっては泣いて喚いての大騒ぎになり、収拾がつかなくなるだろう。】
枚数は1枚(ノーマルと交換)
姫同様、捨て札になったら脱落します。しかも周りも巻き込みその場でゲーム終了。脱落していない人たちは今の手札で勝敗を決めます。

姫(眼鏡) 地位:8
20歳
通称:眼鏡(まぁ、見た目通りね。)
【他の姫とは腹違いでやや遠ざけられて育ったためやや内向的。王宮に保管されている書物を読みふけっている。用心深い彼女は恋文が没収されても大丈夫なように万が一に備えて別の誰かに預けています。】
枚数は1枚(ノーマルと交換)
このカードが手札にあるとき脱落しても、山札から1枚ひいて復活することができる。
最強のカード。8の中で唯一捨てることができる上に手札に握っておけば一回の脱落を免れることができます。メリットしか無い。なので、将軍で取られると非常に悲しいです。

王子 地位:8
21歳
通称:玉子(点つけただけ)、ハンス(アナ雪的な)
【美形で性格も良く物腰も柔らかと、姫と同じで完璧な男子。運命の出会いを信じるロマンチスト。】
枚数は1枚。(ノーマル姫と交換)
王子のカードを捨て札に置いてしまうと脱落します。
効果と設定が姫と同じです。恋文を男性に送りたい場合用に使いましょう。

王 地位:×
48歳
通称:ハズレ、Oh…
【国民の信頼を集める名君だが、娘を溺愛しすぎてるため、まだまだ嫁に出す予定はない。そんな彼が娘宛の恋文を目にした場合に何が起こるかは想像に難しくない。】
ひいてはならないカード。強化版大臣。
我が家ではゲーム性が無いため、使ってません。
色んな遊び方
我が家では、主に3種類の遊び方をしています。
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
スタンダードルール
いわゆる説明書通り。
一番安定してゲームができます。
初めはこれがいいと思います。
王以外全入れルール
タイトル通りの状態です。3~5人でやるといいと思います。
我が家ではこのルールを採用しています。
8が5枚もあり、脱落率が跳ね上がります。
また、大臣の凶悪さが頭部ととも光ります。
何度も初手で脱落しました。・・・僕ばかりが。
でも、白熱しますね。
騎士で勝負したら8同士だったとか
将軍で姫同士交換してたとか・・・。
テキストレスカードも混ぜちゃえ
カード効果が記載されていないテキストレスカードが同じだけ同封されています。
これらもまぜこぜにしてしまえば大人数でも山札が簡単には無くなりません。
ただし、何のカードが残っているのかがよく分からなくなるで要注意…。
6~8人くらい向けでプレイできました。
感想など
手札が少ないのでやれることが限られています。
その分、初めてやる人や普段ゲームをしない人でも手軽に
楽しめるように出来ています。
一戦一戦も短めなため、
ついつい「もう一回!」「もう一回!」と言ってしまいます。
気づけば時間はあっという間に過ぎてしまうほどです。
兵士や騎士で相手を脱落させることが出来たときの快感は
クセになりそうです。
・・・だが大臣、てめぇは駄目だ。
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